人見知りが無計画ワーホリ inアイルランド

人見知りでも旅がしたい!

パディントン2ロケ地のキルメイナム刑務所はアイルランドの歴史が詰まったスポットでした。

こんばんは。

アイルランドのプラムは安くて美味しいですね。最近はこればかり食べています。

 

先日はせっかく近くまで行くのだからということで、ずっと気になっていたキルメイナム刑務所へ行ってきました。

 

刑務所まではダブリンのシティセンターからはLuas15分+徒歩10分、バスでも25分くらい、どちらも€2以内でいけるみたいです。

私はシティセンターから50分くらい歩くという暴挙に出たのですが意外といけなくはないです。

おすすめはしません。

 

キルメイナム刑務所は1795年に創設されて以来、イギリスからの独立運動で立ち上がった人々や飢えや貧しさからパンと屋根を求めてやってくる人々などが主に収容されていたそうです。1916年、中央郵便局を司令部としてアイルランド共和国成立を宣言したイースター蜂起のリーダーたちが収容、処刑された場所でもあります。

 

この時代の話はたくさん映画もつくられていてダブリンを歩いているとあちこちでその跡を感じることができますね。

 

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関係ないけど近くの川沿いには白鳥がたくさんいてとてものどかです。

 

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入場料は大人€8

学生割りで€5。オンラインで買うと€1割引されるみたいです。

 

中はツアーでの案内のみとなるため、裁判所のようなスペースで指定された時間を待ちます。

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雰囲気あって素敵ですが座りたくないですね。


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ツアーガイドのお姉さんに連れられていよいよ中へ。


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ここではビデオで概要を説明していただきました。こちらはイースター蜂起の際に処刑されたジョセフ・プランケットが処刑3時間前に結婚式を挙げたというチャペル。


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有名な収容者の部屋はプレートで名前が書いてあります。


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ずっとこんな感じです。秋も終わりなので少しひんやり。昔はもっと寒かったんでしょうかね。


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鉄柵や空間がすごくオシャレです。オシャレって言うのも変ですが。


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いよいよ有名なこちらの房へ。


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そのまんまですね。

 

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ここで踊ってたんですね……。

 

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ここは若干違いますが。

 

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独房内はこんな感じ。狭いです。


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鍵はなんだかかわいいデザインです。

 

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最後に外へ。

ここもなんだか見覚えが……

キリアン・マーフィー主演のアイルランド独立運動を描いた「麦の穂をゆらす風」も撮影されたそうなのでそちらでしょうか。

ちなみに同じく独立運動の映画「マイケル・コリンズ」もここで撮影されているそう。

ここはイースター蜂起のリーダーたちが処刑された場所だそうです。

ここを舞台にいろいろなアイルランド独立運動を扱った映画が撮影されていることを思うと感慨深いです。

 

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約1時間ほどのツアーの後は各自で博物館の見学もできます。

刑務所に関する資料などが3階に渡って展示されており、じっくり見れば結構なボリュームでしょう。

 

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ちなみに刑務所の横は墓地と公園になっており、犬の散歩をさせている方がたくさんいました。

 

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公園を抜けるとアイルランド現代美術館。

石畳がとても素敵でした。

 

 

アイルランド独立への歴史を思うと、パディントンだ!なんて素直に喜んで良いものかと複雑ではありますが、人に優しくなれるハートフル映画パディントンだからこそ刑務所があんなにかわいいヒュー・グラント劇場へと大変身したのでしょう。

 

以上、アイルランド独立までの道のりとパディントン2に思いを馳せた1日でした。