ダブリンから日帰りで北アイルランドのジャイアンツコーズウェイへ
こんばんは。
金曜日はとうとうファンタスティックビースト2作目が公開されましたね。さっそく公開日に駆け込んできました。
今週末は映画観たいなーと思っていたのですが今週末までは天気が良いということなので、北アイルランドまでの日帰りツアーに参加してきました。
しかも今ならジャイアンツコーズウェイのコースが€60→€45の期間限定セールと聞き、これは行かねばということで……
早朝7:20頃、オコンネルストリートのGresham Hotel前から出発です。
さすがツアーバスだけあってUSB充電もテーブルもフットレストもあり座席もなかなか良いです。
旅立ってから3時間、運転手のおじさんの陽気なガイドを聞きながら進んでいるといつのまにやら北アイルランド内へ。
一緒に行った友人は入国審査あるのかとめちゃくちゃ心配していましたが、特に何もなく良かったです。
当初行くはずだったダークヘッジは工事?の関係で閉鎖中でした。
ダークヘッジは「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地としても有名なファンタジックな道ということで楽しみにしていただけに残念……。
いや、ドラマは未だに見れてないんですけどもね。
しばらく行くと海が見えてきました!
写真撮影のために停車。
ダンルース城到着です。
断崖にそびえるこちらの古城は13世紀頃につくられた要塞でしたが17世紀以降に城主マクドネル家が衰退してからは放置されて廃城となっています。
しかし壁だけが残り朽ちていく姿もドラマチックで魅力的。映画のロケ地やレッド・ツェッペリンのアルバムジャケットにも使われているそうです。
遠くからの撮影のみですが素敵です。
天気が良いので、反対側には(写真では見えませんが)スコットランドが遠くに見えます。
この電話ボックスを見るとイギリス領なんだなあと思いますね。
こちらは入ってませんがビジターセンター。
通貨ももちろんポンドです。
真ん中の出っ張った部分がいわゆるジャイアンツコーズウェイ(巨人の石道)。そこまでを往復するバスも出ています。
いよいよ入り口。
道のりは長いです!
自然が広大ですね……。
見えてきました。
本当に六角形ですよ。
自然に出来たとは思えない芸術的な奇岩。
スケールが大きい。
ケルトの巨人フィン・マックールがつくったという伝説が語られるのも納得の光景です。
石柱は海の侵食で丸みを帯びたり削れていたりしますがたしかに波がすごいです。
執拗に海に近づこうとしている人はベストを着た管理員さんに注意されていました。この広い範囲を監視するのも大変そうですね。
再びバスに戻り、ツアー用と思われるカフェにお昼を食べに行きます。
しかしカフェはポンドな上物価が高い。どれも本当に美味しそうでしたが£10とかなので私は持参したサンドウィッチを外のテーブルで食べました。寒かったです。
のどかな風景を横目に次のスポットへ。
よくわからないけどきれいなビーチの近くで再び撮影していいよと降ろされます。
黒い点々は何かと思ったら牛だそうです。
キャリック・ア・リード吊り橋にやってきました。
再び歩きます。真ん中にちょっとだけ見えるのが吊り橋なようです。
吊り橋の通行は往復で管理されているのですごい行列です。
10分ほど待ってようやく順番。こうして見ると短いですが、この吊り橋の恐怖はとにかく下からと横から吹き荒れる強風。渡るのに£8もするんだから壊れることはないだろうと思っても心臓がキュッとしますね。
半分くらい渡った頃には何で私は渡っているんだろうという疑問すら浮かびました。
もともとは漁師さんの利用していた橋らしく小屋も見えます。
この先は危ないので立ち入り禁止。
戻りは行きより気が楽な気がしますね。
吹き上げる強風のあまり草もまるでメレンゲのようになっています。
行列だったので意外と時間がかかりました。
往復で30分以上はいた気がします。
時間がなかったので行ってませんがあちらは「ゲーム・オブ・スローンズ」で戦いのロケ地に使われた場所らしいです。見てないからわからないのが惜しいです。
最後に小さな村で突然停車。
何かと思ったら「ゲーム・オブ・スローンズ」で撮影に使われたドアがあるらしい。
予定表にはなかったのですが、今日はダーク・ヘッジが閉鎖していたことを散々残念がってくれていたガイドのおじさんの気遣いなのでしょうか。
すごい!!(ドラマ見てない)
中には入れませんでしたが撮影関連グッズもたくさんあるようです!(ドラマ見てない)
やっぱりせっかくアイルランドにいるのだからドラマ見なければならないなあと思いましたね。
とにもかくにも、終日天気も良く絶好のジャイアンツコーズウェイツアー日和でした。
ダブリンから交通手段も限られていることを考えると、片道3時間でもこれだけ見れるのならたとえ€60でもなかなかお得なのではないかと思います。
良い週末でした。