人見知りが無計画ワーホリ inアイルランド

人見知りでも旅がしたい!

ダブリンからドロヘダ・ニューグレンジに自力で行ってみた

グレンダーロッホの日帰り旅行からダブリンへ戻り、ホステルに預けていた荷物をピックアップして次の目的地ドロヘダへ向かいます。

↓グレンダーロッホ日帰りツアーについてはこちらの記事で詳しく書いています。
toy-mukeikaku.hatenadiary.com

Drogheda

ドロヘダは観光するには大きな町でないものの、歴史の舞台として周辺にはたくさんの見どころがあり、町も過ごしやすいのでダブリン北の観光拠点にもオススメできる町でした。

ドロヘダへの行き方

ドロヘダはダブリンからバス・鉄道で40分~1時間ほど北にある都市です。
バスは100系統がタルボットストリートから、鉄道はヒューストン駅から出ています。
私は101番のバスでタルボットストリートから乗りました。
バスは片道€9、往復€14.50で、リープカード(交通ICカード)も使えます。
バスターミナルからは出ていないので注意です。
道中ではBremore Castleなどのお城が見えます。

ドロヘダの町


ドロヘダは17世紀のクロムウェルによるドロヘダ攻城戦の舞台であり、ボイン川の戦いで有名なボイン川沿いにある都市です。
古くから歴史の要所だったためか、町中には歴史をモチーフにしたストリートアートがたくさん見られます。

ミルモントフォート

ボイン川南にそびえるミルモント城砦。
12世紀にノルマン人の拠点としてつくられた要塞。
現在は18世紀に建てられたマーテロー塔と呼ばれるイギリス式の城砦で、中は改修してミュージアムとして公開しているらしい。 タイミングが悪く開いてる時間に行けなかったので周辺だけ歩いてきました。

Newgrange

ニューグレンジへの行き方

ドロヘダ川南のバスターミナルからニューグレンジの入り口であるビジターセンターまでは1日2本バスが往復しています。
多くの観光客が利用する唯一の公共交通機関なのでわかりやすいと思いますが本数は少ないです。
乗り換えが必要ですがダブリンからの日帰りも可能なようです。

徒歩1時間半

歩く方はいないかと思いますが歩くとだいたい1時間半かかります。
私はバスの時間まで待てず徒歩で向かいました。
ほとんど歩道のないような道ですが、車は多くないためウォーキング気分で行けなくもないです。

ニューグレンジ見学方法


ブルー・ナ・ボーニャ古代遺跡にはニューグレンジを含むたくさんの先史時代遺跡が存在します。その中で現在見学できるのはニューグレンジ(Newgrange)、ノウス(Knowth)、ドウス(Dowth)の3つ。
それぞれビジターセンターからの見学ツアー参加が必須となっています。
ツアーはビジターセンターで「どの遺跡に行きたいか」「学生か、一般か」などを聞かれるので行きたい遺跡を伝えれば、時間指定のチケットを渡してもらえます。
ツアーは予約必須ではないものの一回に参加できる人数に限りがあるようです。
チケットはHPからも購入可能、営業時間は季節によってかなり変わっていますので事前の下調べをおすすめします。
私が行った際にはビジターセンターが改修工事中だったためか、センターの手前に設けた案内所へ行くと無料でチケットをくれました。

時間ごとに参加者は集まって中へ入ると、シャトルバスに乗って遺跡へ向かいます。

ニューグレンジは5000年以上前の紀元前3200年頃に建てられた墳墓で、その歴史はエジプトのピラミッドやイギリスのストーンヘンジよりも古いといわれています。
20世紀以降の発掘調査をもとに復元された遺跡内は、専門ガイドの案内のもと中を見学することができます。

ブルー・ナ・ボーニャをはじめとした数多くの遺跡が残るミース州を擁するアイルランド東部は「Ireland's Ancient East」とも呼ばれているそうです。

1年に1度冬至の日には、入り口から中心部までの細長い羨道を太陽の光が差し込むようになっており、ツアーではこの様子を電灯で再現してくれます。
  

おまけのSlane

ニューグレンジ見学後、私はドロヘダに戻らずにトリムへ向かうバスを拾うため徒歩で約1時間北のスレーンの町へ寄りました。

結局のところ私はニューグレンジ~ドロヘダ間のバスを全く使わなかったのですが、今回このルートをとってみての所感としては、ダブリンからのニューグレンジのツアーは結構お得だったろうなということです。

しかしドロヘダからのバスはわかりやすいので、ニューグレンジのみの観光なら自力で行くことも可能です。
事前の調べでは、ビジターセンターまでのバスは片道€4、往復€7.30くらいでした。

ニューグレンジ周辺にはボイン川の戦いのビジターセンターや、映画「風と共に去りぬ」の「タラへ帰ろう」のセリフでもおなじみの「タラの丘」(映画では単に「故郷」を指す言葉でしたが)もありますがバスが各観光地直通しかなく徒歩では行けませんでした。

ドロヘダで泊まったホステル

Spoon and the Stars Hostel
1泊25ユーロ~朝食付きの男女共用ドミトリー
ホステルにしては高いですが、フラットシェアのような親密感と優しいスタッフは居心地が良い。 朝食は自由に使えるキッチンにパンやシリアルが用意されるので好きにとって食べる感じ、冷蔵庫もキッチンも使い勝手が良かったです。

最後に

ドロヘダで2泊したあとは、とりあえず北へ行こうということでドネゴールへ向かうことにしました。
本当はドネゴール手前のCavan(キャバン)か北アイルランド内のEnniskillen(エニスキリン)にも見ごたえのあるお城があるということで行ってみたかったのですが、安く泊まれそうなところが見当たらなかったため断念。
ということでドネゴールについては次の記事以降で書きたいと思います。
最後までありがとうございます。