【workawayその2】クロアチアのイストラ半島でスローライフ
こんにちは。
寒くないと思っていたアイルランドですが、昨日は私の滞在しているキルケニー近くでは雪が積もっていました。
あっという間に積もってあっという間に溶けてしまうあたりアイルランドの天気の変わりやすさを実感しましたが……降るんですねえ、雪。
ちなみに今は再びアイルランドにてworkawayその3の真っ只中です。
それはさておき、1月初旬から2週間ほどクロアチアでworkawayをしておりました。
クロアチアといえばアドリア海とドブロブニクの美しい街並み。
ですが、今回はアドリア海沿いに北上したイタリアとの境にあたる場所に位置するイストラ半島へ滞在してきました。
どこを撮ってもインスタ映え間違いなしの路地裏がステキな街ロヴィ二や円形闘技場はじめローマ時代の遺産が数多く残るプーラ、トリュフが有名で天空の城のような村モトブン……などなど大都市からのアクセスは悪いものの見どころ満載の地域です。
そんなイストラ半島の真ん中あたりにある小さな田舎町近くのゲストハウスが今回のworkaway先でした。
70を超えるおばあちゃんが一人で経営するキッチン付きアパートタイプのB&Bで、ロバやニワトリを飼っていてご飯はいろんなものを手作りでまかなう、まさに都会人が夢見た楽園、スローライフという感じの場所です。
とはいえ私が行ったのはシーズンオフの1月。宿泊客はおらずホストのおばあちゃんの手伝いや掃除、動物たちの世話がメインの仕事でした。
その上3日目からはホストの体調が優れずほとんど部屋にこもりきり、さらにペットの犬が一匹病気で飲まず食わず、ということで家のことと看病が恒常的な仕事となっていました。
毎日薪の準備、ニワトリやロバや猫の餌やり、犬の散歩と餌やり、に加えどこかしら指示を受けた場所を掃除したり片付けたり。
たまに兼業で働いているという従業員のお姉さんが来ることもあれど、ほとんどの時間は1人だったので自分で勝手に休憩して時間を調整していました。
ご飯については朝は適当にパンを食べて、昼夜はホストの作ったものを自由にいただいたりホストが寝ていれば自分で作ったり。
そしてホストはクロアチア人なため英語は堪能ではありませんでした。昔イタリアで働いていたらしく犬と話すときはイタリア語。犬にすら会話が通じません。まあちゃんと確認しなかった私のミスなんですが、お互いになかなか通じず苦労したこともままありました。
そんなこんなで最初の1週間は本当に失敗したかもと後悔し悩む日々が続きました。
が、人間2週間もいれば慣れるものです。
ホストの作る料理はパスタでもポテトでもとにかく美味しいし、申し訳なく思ったホストにレストランにも連れて行っていただきました。
1人で片付けや掃除をするのも時間が自由に使えるので便利だしロバも犬も猫もかわいい。
残念ながらニワトリに愛着は持てませんでしたが彼らが毎日産んでくれる卵は美味しい。
やっぱりご飯が美味しければ幸せですね。というわけでしっかり田舎のスローライフを満喫しておりました。
ちなみにこのホスト、パンに卵や野菜やハーブのみならず、ソーセージ(というかサラミ)や鶏肉(もちろんニワトリから)やパスタ、オリーブオイルやはちみつなどまで手作りという自活というかこだわりっぷりでした。
そりゃあ料理も美味しいはずです。
それになんだかんだで来てすぐにロヴィ二の街にも行くことができましたし食べ過ぎなくらい美味しい料理ばかり食べたし今回も良い滞在でした。
私がもっとパーリーな人種だったらホストももっと楽しめたんじゃないかと思うと少し申し訳ないです。
ちなみに、ジュミニはこんなところ。
途中少年たちに何か叫ばれましたがどこの地域も若者は元気ですね。
車があればロヴィ二をはじめ周辺の観光地へも行きやすい場所なんだろうと思いました。