人見知りが無計画ワーホリ inアイルランド

人見知りでも旅がしたい!

ダブリンから「P.S.I LOVE YOU」のロケ地とグレンダーロッホへ日帰りで行く方法

アイルランドワーホリ最後の1か月、私は2週間かけてアイルランドを再度1周しました。
まず最初の滞在地としてダブリンで2泊し、うち1日でどうにかしてウィックローへ行こうという算段でした。

ウィックローを訪れる理由は2つ。
ウィックロー国立公園の屈指の人気観光スポット「グレンダーロッホ」映画「P.S.I LOVE YOU」のロケ地です。

グレンダーロッホへの行き方

ウィックローはダブリンからいけるアイルランド有数の国立公園です。
トレッキングに訪れるツーリストも多いため、グレンダーロッホのすぐ側にあるビジターセンターまではバスが運行しています。 鉄道やバスを組み合わせても行けますがややこしいのでダブリン市内から出ているバスが一番わかりやすそうです。

詳しい時刻表などはケビンバスのHPで確認できます。
St.Stephen's Green公園北側のバス停から片道1時間20分で到着するようです。
料金は往復€20,片道€13(2019年9月時点)
滞在可能時間はおよそ3時間半
グレンダーロッホはビジターセンターのすぐ近くなのでトレッキングコースの一番近い湖まで十分往復できると思います。

日帰りバスツアー

しかし私の目的であるロケ地は山間部にあるためグレンダーロッホからは遠く個人で行くにはレンタカーを借りる必要があります。
しかし有名スポットなので立ち寄るバスツアーは多い……
ということで今回私はロケ地とグレンダーロッホ両方を見学できるDARBY O'GILLのバスツアーを利用してみました。 まさかのガラス屋根!絶景です!

オンラインからの申し込みなら€25で映画ロケ地、グレンダーロッホ、アヴォカなどをガイド付きで観光できました。

余談ですがアイルランドはバスツアーが非常に充実していてたいていの観光地なら大なり小なりバスツアーがあります。
観光地が点々としている、バスが少ない、などの理由で車以外では行きにくい場所はツアーでお得にたくさん周ることもできます。
ツアー数が多いので前日の夜や当日の朝でも申し込みが可能だったり、ガイドさんおすすめの場所にもサービスで連れて行ってくれることも。一人からも参加できるのでガイドさんの陽気な説明を聞きながら旅行するのもたまには楽しいものです。

P.S.I LOVE YOU BRIDGE


映画「P.S.アイラブユー」(2007)
(リチャード・ラグラヴェネーズ監督、ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー出演)
亡くなった夫が残した10通の手紙をきっかけにアイルランドを訪れ、悲しみから立ち直っていくというアメリカのラブロマンス映画

映画の中でジェラルド・バトラー演じる夫の故郷がアイルランドのウィックロー。
アイルランドに旅行に訪れた主人公とジェラルド・バトラーが出会うロマンスあふれるシーンを撮影したのがこちらの橋とのこと。
訪れた9月初旬時点では映画のシーン同様一面にヘザーの花が咲いて鮮やかなピンク色がきれいでした。
映画のシーンと合わせるとこんな感じ。
サリーギャップと呼ばれる峡谷のやや南あたりにあります。 特に看板や案内があるわけでもない山中の普通の橋ですが映画の名前を冠して親しまれているようです。

ギネス・レイク


ギネスビールのごとき黒々とした湖Laugh Tay。
ウィックローの水は流れ流れてダブリンのリフィー川に行き着くんだとか。

グレンダーロッホ


ビジターセンターから少し歩くとグレンダーロッホ初期教会遺跡群の入り口が見えてきます。

ビジターセンター、遺跡群の位置関係。徒歩で周れます。


石造りの教会遺跡やラウンドタワー、ケルト十字のお墓が立ち並んでいます。
教会を抜けて少し歩くとLower Lakeが見えてきます。さらに進むとUpper Lakeやトレッキングコースへとつながっているようですが、見学時間が決まっているのでこのあたりで持参した昼食のハムサンドをいただきます。スーパーで買った安い食パンとハムでも景色が良いと一層美味しく感じますね。

AVOCA 工場見学


1723年、ウィックロー州のAVOCA(アヴォカ)村で創設された毛織物の工場。
地元産の上質な毛糸を使った素朴ながらも色鮮やかな風合いが人気の「AVOCA」は英国王室でも愛用されているという老舗ブランド。
こちらではギフトや雑貨、食料品などのショップに、ランチや自家製スイーツがいただけるカフェも併設されています。
お値段はまあなかなかのアイルランド価格ですので特別安いというわけではないですね……。 工場部分では手織りの実演が見学できます。

最後に

ツアーの日程は異常で終了。
最後のAVOCA村からダブリンへは寄り道なしに帰り、オコンネルストリートに無事到着しました。
今回は小さめのバスに少人数だったこともあってか、以上の場所のほかにも景色がきれいなところなどで降ろしてもらったりと、個人ではなかなかいかないようなところへも足を伸ばすことができました。
同ツアー会社は北アイルランドのジャイアンツコーズウェイへ行く際にも利用しましたが前日夜の申し込みでも受け付けてもらえるので急な旅行の際にもおすすめです。

以上、最後までありがとうございました。