ダブリンの映画館事情まとめ
こんばんは。
ダブリンに来て1ヶ月が経ちました。
英語もだんだん上達し…と言いたいところですがそんなこともなく、勉強と言い訳して映画ばかり観ています。
先日シティセンターから徒歩圏内にある映画館を制覇したので、ダブリンのシティセンターにある映画館5館を自分用兼布教用にまとめてみました。
ダブリンは日本より公開が早く、1回の値段も安いのでついつい通い詰めてしまいますね。
北から順にご紹介します。
- Cine world
- SAVOY CINEMA
- Odeon Cinema Point Square
- Light house Cinema
- IFI (Irish Film Institute)
- 映画館のシステム
- 最後に
Cine world
ダブリンのシティセンターでは一番北、パーネルストリート沿いにある大規模な映画館。写真撮るの忘れましたが円筒型の建物が印象的です。
建物まるまる映画館で広くてスクリーンも多いので、とにかく上映数、回数が多いのが魅力。
お値段は通常、大人€12.60、学生€9.60と高め。
ただし火曜日は誰でも€8.10。
また12時までの上映も€8.10だったり、平日17時以前の割引とかもあるので、これを上手く使えば安く観ることも可能です。
銀行口座を持っていればネットから一ヶ月(または一年)見放題のアンリミテッドカードがつくれます。
予告時間が25分〜30分と長いので開始時間に少々間に合わなかった時でも大丈夫です。
その分終了時間を長めに見積もる必要はありますけど。
2Dから3Dや4DXもあります。
(追記:スクリーンによってはエンディングに入ると同時に電気がつくとこもあるみたいなので余韻を楽しみたい方にはおすすめできないかもしれません)
SAVOY CINEMA
今ちょっと気になって歴史を遡ってみたら1929年などびっくりするほど古い写真が出てきた老舗映画館。
オコンネルストリートにある映画館で立地的には北からも南からも一番行きやすいところかと思います。
大規模でスクリーンもたくさんありますがスクリーン自体の大きさはミニシアターより小さいサイズから存在。
私の入った中で一番小さかったのはこのサイズ。プライベートシアターかと思いましたね。
お値段は大人€9.00、学生€8.50。
簡単にできる会員登録をすればいつでも10%引でオンライン予約ができますので学生なら予約手数料含めて€8.15。
ここではまだカウンターで買ったことないのですがカウンターの方が安いのかしら?
木曜日はオンライン予約で€5.50なので手軽に安く観られるのも魅力です。
椅子や席など、一番日本の映画館の感覚に近いのはここじゃないかと思います。
予告時間は映画によって違うのかわかりませんが、だいたい10〜15分くらいでした。
Odeon Cinema Point Square
シティセンターから30分ほど東へ歩いたところにある中規模な映画館。
Luasなら10分。
大きなモールのような建物を上へ上へ上がっていくと辿り着きます。
お値段は大人€8.50、学生€7.95。
水曜日は誰でも€6.00とリーズナブル。
ここもオンライン予約で10%オフなんですが、見ての通り劇場で買った方が断然安いです。
たまにリバイバルや特別上映とかで安く観られる時もあり、私はハロウィン時期にドラキュラが主役のアメリカンアニメ映画を€2.50で観ました。
また、写真を見ての通りダブリンでは時間によって値段に違いがあります。
広くて大きくてきれいなのですが、個人的にはエンドロールが流れ始めると同時に場内が明るくなるのがネックです。
予告時間は10分と一般的な長さです。
上記3館がいわゆる大手?有名どころからちょっとマイナーなのまで上映してるタイプのとこです。
Light house Cinema
シティセンターから徒歩15分くらい西、突然現れる近代的な雰囲気の一角にひっそりあるオシャレな映画館。
中にはカフェや座るところもたくさんあって居心地がよく、劇場内にもフカフカでカラフルな椅子が並ぶ私のお気に入りです。
アイルランド映画や特集リバイバル、マイナー映画もやってるいわゆるミニシアター系です。
お値段は17時以前なら大人€9.50、学生€7.00。
有料で会員登録するとメンバーシップでいろいろお得らしいです。私はまだ試していませんが。
日本では夏に公開された細田守のアニメ映画なども上映されていたり、今11月にはジョン・カーペンター週間でリバイバルがあったり、アーティスティックな印象?です。
予告時間は15分と一般的。
IFI (Irish Film Institute)
こちらは裏口なのですが……賑やかなテンプルバーのMeeting Square近くに佇むギャラリーのような映画館。
その前身は1943年にまで遡るという老舗で、中にはかつてのフィルムが展示されていたり昔ながらの雰囲気を心ゆくまで味わえます。
お値段は17時以前なら大人€8、学生€6.50。
こちらも有料会員になるとメンバーシップで特典が多数あるようです。
劇場の雰囲気はシアターへの階段から半円形の座席までもうとにかくレトロで素敵。
しかし座席はかなり小さく間隔がせまいため、脚の長い外国人の方々にはかなり狭いのでしょう。後ろに人が座っていたら座席に衝撃を受け続けること請け合いなので要注意です。
チケット確認も雑でかなりオープンなところなのですが、トイレの利用にチケットに記載されている番号が必要だったのは驚きました。
予告時間は20分ですが予告中はすでに暗くなりますので上映前に入ることをおすすめします。
あと、こちらは日本と同じでエンドロールが全て終わるまで明るくならないのが個人的にはとても余韻に浸れて良いです。
エンドロールが終わるまで映画の余韻に浸りたい派なもので……
ポップコーンなどは売ってませんが、オシャレなカフェが併設されています。
(追記:2番スクリーンは写真のレトロなところ、3番スクリーンは比較的新しく小さいです。)
映画館のシステム
ダブリンの映画館は場所によって誤差はありますがだいたい日本と同じシステムです。券売機(カード払いのみ)かカウンターでチケットを購入→黒っぽい服を着たスタッフに見せてチケットちぎられる→スクリーンに入る。
ポップコーンやドリンクもあります。3D映画ならメガネも売っています。
グッズ類は日本のようには充実していませんのでパンフレットやグッズを買いたい派には少々痛いかもしれません。
あとほとんどの映画館はエンディングが終わりエンドロールが流れ始めると場内が明るくなるため、ほとんどの人がエンドロール中に退出します。
スタッフもエンドロール中に掃除にやってきたりします。まあ元々エンドロール後に何か予告とかオマケがある映画って洋画は少ないですものね。
最後に
上記の映画館の他にもOmniplex RathminesやStella Theaterなどが南の方にあるようですが、今の拠点からは遠いので行ってません。
また行く機会があれば行って観たいですね。
ダブリンの映画館は日本よりも安く観られる上英語の勉強にもなるので普段日本では映画館にあまり行かない方も是非行ってみてほしいです。
私自身、英語を全て聞き取ることはできていなくて今笑うとこだったのか!ってなることなんかもあります。
でも海外の映画館はみんな遠慮なく笑うし叫ぶし喋るので場内の雰囲気でだいたい掴めるし、映画観てきたーっていう満足感は最高なのでまだ行ったことない方には是非おすすめしたいです。